令和8年7月26日
ウナギを買う金がない男が、うなぎ屋の匂いでご飯を食べていたら、うなぎ屋に「匂い代を払え!」と怒られる…。でも男は機転を利かせて、お金を袋に入れてチャラチャラと〝音〟だけ聴かせることで「匂いには音で返す」と切り出したというとんち話。
五感を使った落語ですね。
実は「土用」は夏だけではなく、一年に四回あります。季節の始まりを表すのが、立春・立夏・立秋・立冬。これらは「四立」とも呼ばれ、それぞれ春・夏・秋・冬の始まりを表します。
そして、この四立の直前、およそ十八日間を「土用」と言います。
土用の丑の日にうなぎを食べる習慣を広めた人物としてよく名前が挙がるのが、平賀源内です。
江戸時代、夏場にうなぎが売れず困っていたうなぎ屋が、エレキの科学者平賀源内に相談したら、店先に「本日 土用丑の日〈ウナギの日〉」と書いた張り紙を出すことを提案したら、店は大繁盛。
評判がほかの店にも広がり、夏の土用の丑の日にうなぎを食べる習慣が定着したという節です。
鰻も、昔は近くの小川で獲れたものです。
本日のご来店、心よりお待ちいたしております。
合掌
令和八年七月二十六日


