令和8年2月21日

お客様、ありがとうございます。

「お魚」          金子みすゞ

海の魚はかわいそう。

お米は人につくられる、

牛は牧場で飼われてる、

鯉もお池で麩を貰う。

けれども海のお魚は

なんにも世話にならないし

いたずら一つもしないのに

こうして私に食べられる。

ホントに魚はかわいそう。

ある幼稚園でこの詩を読んだら、一人の子が「だから、ぼくお魚食べないんだよ」と言ったそうです。聞いているお母さん方はみんな笑いました。

続いて、ほかの子が「ちがうよね先生。だから一生懸命食べるんだよね」。お母さん方は、ほっとしたようにうなずきます。

でも、「だからぼくお魚食べないんだよ」と言った子の方が正直だったんです。次の子も、同じことを言って、お母さんから教えてもらったのでしょう。他の命を頂いて、人間の命は支えられてるという根源的な哀しみを忘れてはなりません。

それが「ごちそうさま」という感謝になるのです。

本日のご来店、心よりお待ちいたしております。

合掌

令和八年二月二十一日

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