令和7年9月6日

お客様、ありがとうございます。

最近「超加工食品」という言葉を目にすること多く、気になっている方も増えておられます。

「超加工食品」とは、複数の食材を工業的に配合して製造された、加工の程度が非常に高い食品で、ソーセージや菓子パン、清涼飲料などが代表的なものです。脂質やナトリウムを多く含む一方で、たんぱく質や食物繊維、ビタミン・ミネラル類の含有量が少ないため、食事全体の質が低下します。超加工食品を摂り過ぎると、栄養バランスの乱れと腸内環境の悪化の二点から肥満や糖尿病、心血管疾患、うつ症状や不安といった症状も出ます。一方で、食品添加物は風味や食感をよくしたり、食品の品質安定化、生産コストを抑えるなどの目的で使用されており、便利で手軽で、私たちの生活を豊かにしてくれる一面もあります。

今の時代、否定するだけではいけないと思いますが、私たちの健康は日々の食品の選択によって大きく変わります。魚介類や新鮮な野菜、果物など自然の食材に目を向けて、超加工食品を取り過ぎにならないように心掛けたいものです。

東大医学部篠崎奈々助教らの研究グループは、現在の食のあり方に警鐘を鳴らしています。

本日のご来店心よりお待ちいたしております。

合掌

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