令和7年6月28日

お客様、ありがとうございます。

松下幸之助さんは「わしは創業期から従業員によう話をしたもんや。その後で時間があれば〝なんぞ質問はないか〟と聞くようにしていた。そしてパッと手の挙がる従業員の名前を覚えておく」と言われました。

 「覚えてどうなさるんですか」と聞くと「昇格」とおっしゃったんです。

 まさか、冗談だと思うでしょう?

 するとこんな説明をしてくださったんですね。

「わしは現場の情報を皆から得たくて聞いている。でも、もう一つ理由があるんやで。

 それは何か?誰が松下を継いでくれるか、経営の幹部になってくれるか、後継者を求めているんや。わしが質問ないかと言った時にパッと反応できるためには、まず問題意識が必要や。また皆からええ格好しいと冷やかされるし、勇気も要る。

 でもわしが『質問ないか』と言った時に、これを絶好のチャンスと受け止めて行動で示せる、そういう逞しい人材を後継者にせずして会社の発展はない」と言うんですね。ニコニコと質問をしながらも、出来る社員を、判断されていたんですね。

「運と縁」をつかむためには、挑戦が大事です。

 本日のご来店心よりお待ちいたしております。

                                     合掌

 令和七年六月二十八日

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