令和7年6月21日

お客様、ありがとうございます。

 昭和二十六年六月二十六日が、高木商店創業の日です。創業と言っても、玄関先でミカン箱の上に戸板を二枚のせて、ノートや鉛筆、消しゴムなどを並べただけの、ママゴトみたいな小ちゃな文具店でした。お客様は小学校や中学校に通う生徒さん。

 昭和三十年、父親が勤めを辞めて、青果の行商をしようと独立した時は、「主婦の店高木商店」と看板を掛けて、母親が一人で頑張ってました。

 商いを始めた父親の目標は、税金を払える商売でした。親子七人、食べるだけが精一杯の商いでしたから、税金払うようなことはなかったのでしょう。「税金を払うようになってこそ一人前、税金も払えないようでは、国民として恥ずかしい」とさえ言ってました。

 昭和三十五年、私が高校卒業して、父親の青果卸売業を任せられたときに、言われたのが「近江商人の三方よし」でした。「売り手良し、買い手良し、世間良し」です。

 あれやこれやの七十四年。おかげさまでマルイチもちゃんと税金を払えるようになりました。

 これからも末永くご愛顧賜りますようよろしくお願い申し上げます。

 本日のご来店心よりお待ちいたしております。

                                    合掌

 令和七年六月二十一日

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