令和7年5月17日
お客様、ありがとうございます。
「奈菜ちゃん、きてきて」ドアを開けるとお母さんが外にいた。「今日ツバメの巣が落ちてなおしゅう(なおしよる)が」とお母さんは言った。
私は急いで外に出た。そうしたら籐かごにヒナがいた。「かわいい~」私が言った。お父さんは、釘を打っていた。「今のうちによーく見ちょきよ」おじさんがヒナを入れているかごを持っていた。
そのツバメのヒナの母さん鳥と父さん鳥は電線にとまって見ていた。ハシゴでよじ登って、そのヒナのかごをつけていた。お父さんもツバメのヒナを見たのは初めてのようだ。その間、ヒナが「ピーピー」となく。ちょっぴりかわいそうだった。
針金でようやく巣をつるした。でも親鳥たちは人間のワナだと思ってなかなか帰ってこない。「このままだと死んでしまう」とお母さんが言った。夜の間も心配で涙が出た。
朝、ヒナの元気な声が聞こえてきた。私はとてもうれしかった。お父さんが「もう大丈夫。親鳥がえさを運びゆう(運びよる)。いいことしたね」と言った。
「落っこちたツバメの巣」高知県田村奈菜(8歳)
ツバメが、年々減っている。哀しいことです。モンシロチョウも減っています。いいのでしょうか。
本日のご来店心よりお待ちしています。
合掌
令和七年五月十七日