令和7年2月22日
お客様、ありがとうございます。
明日二十三日は、天皇誕生日です。
昭和三十五年二月二十三日十六時、皇太子明仁親王と同妃美智子様の第一皇子として誕生されました。いわゆる平民家庭出身であった皇太子妃美智子様のご意向に沿い、ご懐妊に際しては母子手帳が発行され、皇居内の御産殿での出産をせず一般家庭と同様に病院で行われました。皇室慣例によらない親王誕生は、広く国民に注目されました。
幼少時の徳仁親王は、身体は活発だが器用な方ではありませんでしたが、何事にも非常に粘り強く頑張る性格で服のボタン留めなども丁寧にやりとげられていました。学習院幼稚園時代、自転車をマスターする時にも倒れて涙を見せても自分の力で立ち上がり自転車を起こしていたそうです。
四歳の時「なぜ自分には苗字がないのか」と寂しそうに尋ねられたことも。七歳の時には自分の立場を自覚し、一人で歓迎の人達に向かって挨拶されたり、「男の子は泣くものではありません」と躾けられてましたが、弟の秋篠宮文仁親王がベビーベッドで泣いていたとき「赤ちゃんだから泣いてもいいんだよね」と庇う優しいお兄さんでした。趣味は登山とヴィオラ、テニスなどでした。
本日のご来店心よりお待ちいたしております。
合掌
令和七年二月二十二日