令和7年12月6日

お客様、ありがとうございます。

六十よりも七十だよ。

七十よりも八十、八十より九十、

九十より百、百よりは死んでからだ。

死んでからだぞ。       山本玄峰老師

人間は年々、その値打ちが上がっていかなくてはならない。人間は死ぬまで修行であり、死んでからその人間の真価は定まると言われたのです。生後すぐ捨てられ、養父母に育てられました。

結婚後、暫くして眼病を患い、医師から失明宣告を受け、病気を治そうと四国八十八箇所の霊場めぐりを発願し、裸足参りをすること七回に及んだ。この四国遍路をしている間に、妻のいち女と離婚。七回目の四国遍路の途上、高知県の雪蹊寺の門前で行き倒れとなったところを山本太玄和尚に助けられ、その後仏門に入り龍沢寺住職となり、当時の米国大統領に会うなど、数奇な人生を送り、昭和二十年、鈴木貫太郎首相に終戦の詔勅にある「耐え難きを耐え、忍び難きを忍び」の文言を進言し終戦を勧めた。

世寿九六歳。

正月が近づいてまた一つ歳を取ると悔やんでいるあなた、玄峰老師の言葉を思い出しましょう。

本日のご来店、心よりお待ちいたしております。

合掌

令和七年十二月六日

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