令和6年9月7日

お客様、ありがとうございます。

縁もゆかりもない大阪紅葉の里箕面村になぜか、野口英世博士の銅像が建っています。

「おまえのしゅっせはみなたまげておりまする」「わたしはひとりでこころぼそうござりまする。はよかえってくだされ、はよかえってくだされ、はよかえってくだされ、はよかえってくだされ、いっしょのおねがいでござりまする」

「ひがしさむいてはおがみ、にしさむいてはおがみ、きたさむいてはおがんでおりまする、みなみさむいてはおがんでおりまする」

アメリカにいる野口博士に、お母さんが出した手紙の抜粋です。お母さんは、昔の女性がそうであったように勉強の機会はありませんでしたから、すべてひらがなで書かれた文章です。

「はよかえってくだされ」と4回書いております。しまいのほうに、毎朝、おまえが達者で暮らすように、東を向いてはお日様を拝み、西を向いては如来様を拝み、北を向いては氏神様を拝み、南を向いては観音様を拝んでいるというのでしょう。こういう手紙が博士の元に届いて矢も盾もたまらず日本に帰ってこられたのであります。(続)

本日のご来店心よりお待ち致しております。

                                    合掌

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