令和6年8月17日

お客様、ありがとうございます。

一人ひとりの人間の中には

どれだけ多くの人達が

重なり重なり 生きていることでしょうか

       臨済宗 龍源寺住職 松原泰道

百一歳の天寿を全うされた禅の高僧・松原泰道さんのお言葉です。言われてみてその通りだなあと思います。一人の人間が、赤ちゃんとして生まれ幼少期を過ぎ、成人して大人になり、やがて生を終える。父母兄弟、縁戚、学校の先生、友達、近縁の人、会社仕事を通じて出会った人達。

私達の人生は直接間接、どれだけの人とご縁を得てきたか、計り知れないものがあります。

そして、ご先祖様を始め、もう二度とお会い出来ない人達とのご縁も沢山ありました。

お盆も終わりました。一昔前までは、どこの家庭にもお仏壇がありました。ロウソクに火を灯し、仏飯やお茶、お香などをお供えし、朝夕、手を合わせます。その親の姿を見て、子供達も自然と真似をし、仏様や今は亡きご先祖に対する感謝の気持ちが芽生えました。それは日本の良き伝統、素晴らしい習慣でした。大切にしたいものです。

本日のご来店心よりお待ちいたしております。

                                   合掌

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