令和6年11月23日
お客様、ありがとうございます。
十八日宮日新聞「くろしお」から頂戴しました。
「ホメラレモセズ クニモサレズ サウイウモノニ ワタシハナリタイ」宮沢賢治「雨ニモマケズ」の一節。小紙の連載小説「サチコ」でおとなしい主人公が「本当にこういう人になりたい」と共感する。読みながら「ほめられることもいいものだよ」と主人公につい語りかけてしまった。
熊本日日新聞で「ほめほめデー」の記事。七十一人が学ぶ熊本の小学校で、月一回ふと気づいた友達の良いところを声に出してほめ合う取り組み。
「挨拶が大きいね」「トイレのスリッパを綺麗に並べている」。三年前笑顔あふれる学校にしたいと児童が提案したという。先生によると「この日は子ども達がわくわくしている」そうで、一年生は毎日帰りの会で日直の良いところを発表するようになった。嫌みなくほめられれば照れはするが大人でも嬉しい、難しい言葉で言えば「自己肯定感」に繋がる。何より気にかけてもらっていることに心が和む。ほめる側も言動を見たり聞いたりし、相手に届く言葉を考える。お互いに関心を持ち合えば今までと違う風景が見えて来るだろう。
(くろしおさん感謝)
素敵な話。一人でも多くの人に知って欲しい。
本日のご来店心よりお待ちいたしております。
合掌
令和六年十一月二十三日