令和6年10月5日

お客様、ありがとうございます。
米不足で、大変ご心配をおかけしました。価格も3割以上の値上げになり、申し訳ございません。
昨年7月3日の新聞「農民」には、日本の農政の怠慢だとの記事。農水省の「営農類型別農業経営統計」から稲作農家の所得を計算すると、近年の稲作経営一戸あたりの農業所得、たった1万円。
現在の危機は、農政六十年間のなれの果てと。
食糧自給率三十八%(イギリス七〇%、韓国でも四十四%)農家の平均年齢六十八歳。農地は六十年前六百八万ヘクタールが四百三十二万ヘクタールに。農業従事者数は今、百十六万人で、全就業者数の一.七%。十年後はその半数だとか。農家一人で百人分の農産物生産ができると思いますか。
自民党総裁選、立民党代表選がありましたが、食糧問題、農業問題に具体的に言及した政治家は一人も居ません。異常気象、世界的飢饉、戦争などで輸入が止まったら、日本人はどうなるか。
今こそ、自分事として、考えねば、日本人も、日本という国もなくなるかもしれません。
この食糧問題、農業問題を解決させるためには少なくとも三十年、五十年かかる筈なんですが。
本日のご来店心よりお待ちいたしております。

合掌

令和六年十月五日

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