令和5年6月17日 

 

お客様、ありがとうございます。

 親子の断絶が言われる時代、家庭教育において、良心の確固たる信念と一致協力が必要な時代です。子供の教育を単に母親一任では、片手落ちです。かと言って、父親がいちいち事細かに小言や叱りつけをするのは「父親軽視」の種を撒くようなものです。では、父親の役割は、それは人生の見通しと社会的視野の広い立場で、人生の生き方に基づき、家庭のあり方と子供の育て方に対して、その方向を明示することです。

 家庭内での躾では母親を支え、子供の日常生活の角目と将来の岐路についてはよき相談相手になり、又人生に大先達として断乎として方向を提示するべきです。それ故、中学生や高校生となると、父親の果たすべき役割が増えて来ます。身近にいる母親と違って、父親の権威とか、感謝を、子供は感じないものです。だからこそ、父親の存在の重さを、母親は子供達にそれとなくわからせる必要があるのです。決して、父親へのグチなどは、子供の前では言うものではありません。 森信三「父親のための人間学」より

 明日は父の日。尊敬する父親こそ家族の柱です。

 本日のご来店心よりお待ち致しております。

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