令和6年12月29日
お客様、ありがとうございます。
いよいよ今年も残り三日となりました。
年ごとに正月の習わしや、雰囲気がなくなって行くことは時代の流れとはいえ寂しいことです。
門松やしめ縄は、それを目印に神さまが天から降りて来るとも、あるいは、ただ今、我が家にご滞在中という印とも言われています。
しめ縄を飾ることで、その家を守る魔よけになるのです。
鏡餅は、三種の神器の一つである銅鏡を形取ったものだそうです。昔より鏡には神様が宿ると言われ、正月の床の間に鏡餅を供えるのは神さまをまつることなのです。
鏡餅を二つ三つと重ねるのは、福が重なるようにという思いであり、裏白は裏も真っ白ということで、人間正直であれと。橙は代々栄えるように、昆布は「よろこぶ」が多いことを、ゆずり葉は、家系が絶えないことを願ったものです。
ともかくあなた(阿弥陀)任せの年の暮れ
目出度さも ちう位也 おらが春
年玉の さいそくに来る 孫子かな 小林一茶
今年も一年間、ご愛顧有り難うございました。
来年も従業員一同心一つにして頑張ります。
合掌
令和六年十二月二十九日