令和6年11月2日

世界は「有機(オーガニック)」に向かっています!
温暖化による気候危機や食糧問題が世界を覆う今、オーガニックを推進する国が増えています。
世界の有機食品売り上げは、二十年前の十倍、十年前の二倍の一兆五千億円。日本はこれから。
お隣の韓国では、三十年前から国策として有機農業を振興させ、有機農家の増加で余剰が出た農産物を政府が買い取り、学校や役所、病院など、公共施設の食事で活用推進。また、妊産婦に有機野菜を月二回届けるプロジェクトもあります。
台湾では、四十年前から、国営の有機農業推進センターが中心となって、土壌中の微生物分析を勧め有機農家の増産を支えています。
インドキッシム州では、ガンをはじめとする健康被害や、農薬や化学肥料による土壌汚染の深刻化を受けて百%オーガニックを実現。
スリランカでは、三年前に化学肥料を輸入規制。
国内農業をすべて有機にする挑戦を遂行中。
ヨーロッパ諸国はオーガニック先進国ですが、デンマークの首都コペンハーゲンでは、家庭にある食品の九十%が有機と言われています。
オーガニックIFOAM世界理事三好智子さんのレポートから
本日のご来店心よりお待ちいたしております。

合掌

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