令和5年7月8日

 

お客様、ありがとうございます。

 

働くということは、生きていく糧を得るためのものだというのが一般的ですけれども、そうではなくて、自分の人間性を高めていくためになくてはならないものです。

一所懸命働くことによって、自分自身の心を高め、自分の人生を精神的に豊かな物にしていく。同時に、収入も得られますから、物質的な生活も豊かになっていく。ですから、働くということは大変大事なことだと思っています。

人は得てして、恵まれた環境にあっても、与えられた仕事をつまらないと感じ、不平不満を口にしがちです。近年、若者の離職率が増加しているのもそういう理由なのでしょう。

しかし、それで運命が好転するはずはありません。与えられた仕事を好きになるよう努力していくうちに不平不満は消え、仕事も順調に進むようになっていく。そして、物心ともに豊かな素晴らしい人生を送ることができるのです。       京セラ会長 稲盛和夫

仕事を生きるための義務と誤解している人がいます。人としての使命であり喜びの基なのです。

本日のご来店心よりお待ち致しております。

                                  合掌

令和五年七月八日

前の記事

令和5年7月1日

次の記事

令和5年7月15日