令和5年5月27日

 

お客様、ありがとうございます。

平成四年、私が赴任した中学校では朝礼で子どもたちが貧血でバタバタ倒れたり、遅刻したり、非行やいじめなどもあり、無気力な生徒が多く、食と関係があるのではと思い、調査。すると、全校生徒で、朝食を食べてこない子どもが38%。朝食を食べていると答えた生徒でも、実態は、着色料や保存料入のパンとハムやウインナー、合成甘味料入のジュース。夜はカレーや焼肉。こういう食事ばかりではカルシウムやミネラル、亜鉛やマグネシウムといった血管を柔らかくしたり血をきれいにする栄養素はまったく摂取できません。血液がドロドロで、自己コントロールができない身体になって、無気力でありながら、突如自分の感情が抑えきれず、荒れるのです。

そこで、給食に発芽玄米を10%以上加えたコメ主体の米飯給食に切り替えました。赴任直後、1時間ばかり校舎のタバコの吸殻を拾って歩いたら、ビニール袋いっぱいでした。それが、米飯給食を初めてから7か月後、吸殻が1本もなくなりました。2年がたつ頃には、非行・犯罪はゼロ、同時に子どもたちの学習意欲も高まり、今は模範校となっています。 上田市元教育委員長大塚貢さん談

本日のご来店心よりお待ち致しております。

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