令和5年2月18日
お客様、ありがとうございます。
私が松下電器を54歳で辞める時、「何かあったのか」と心配の声。「何もなかった」と伝えようと思った時、ある雑誌に、ご指導いただいていた三浦綾子さんの記事。私は、飛びつくようにしてその記事を読んだ。その記事のたった一行の見出しは、その時の私には衝撃的だった。
「一流の人間は決して弁解しない」途中退社をすることに、心配をしてくれる人たちに、何を言ってもそれは弁解であり、言い訳でしかない。
その時、「そうか、いっさいの弁解、言い訳をしなければ、人間一流になれるのか」と。人生は、ただ一つ。これだけは守り通すのだと決めた“生きる原理原則”を貫けば、人間一流になれるのだと、強烈に思い知らされたのである。
以来、一切の弁解、言い訳をしないと心に決めた。裏返せば、自分に関わることのすべては自己責任と、生き方が変わってくるのには驚いた。
「言い訳しない」ということは、「言い訳しなくてもいい生き方をする」ことである。自己責任は、人間を精神的に強く、誇り高いものにしてくれる。
志ネットワーク(青年塾)代表 上甲晃
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