令和5年11月25日

お客様、ありがとうございます。

社会が円滑に回って行くためにはみんなが一所懸命学び、真面目に働き続けなくてはなりません。その歩みを止めると社会の勢いが弱まり停滞してしまい、ちょうど今の日本はその状態にあるのではと心配しているのです。江戸時代の人はよく学びました。幼いときから寺小屋等で「実語教」や「論語」を学び、学問の大切さをよく知っていました。それが明治維新へとつながり、日本を守れたのです。当時、東洋の小さな島国日本は奇跡の国と言われました。その後、明治・大正・昭和を経て、西欧諸国に負けない近代国家となった日本でした。しかし、第二次世界大戦で敗れ、焼け野原になりましたが、三十年後、GDP世界二位と、再び世界の経済大国になったのです。それも当時の人たちが、戦前戦後の教育を受けて、教育国家と言われるくらいになり、ワーカーホリックと言われるくらい働いたからです。もしも、私たちが学びを忘れ、働くことを怠れば、やがて日本は滅ぶでしょう。今こそ、よく学び、よく働かなくてはいけないのです。 子どもの実語教 齋藤孝

この提言が、昭和男児の杞憂に終われば良いのですが。

一昨日二十三日は「勤労感謝の日」でした。

本日のご来店心よりお待ち致しております。

合掌

令和五年十一月二十五日

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