令和2年7月19日

お客様、ありがとうございます。

1600年に来日したウィリアム・アダムスは、日本の清潔さに驚き、幕末に来日した考古学者シュリーマンは、「日本人が世界一清潔な国民であることは異論の余地がない」と書きました。

 清潔を重んずる土壌もあり、今回のコロナ渦で、日本は被害を最小限に抑え込みそうです。死亡者数が人口の割に異常に小さいのを見て、諸外国が驚いています。五月中旬に米外交誌フォーリン・ポリシーが「日本の新型コロナ対策はことごとく見当違いに見えるが、結果的には世界で最も死亡率を低く抑えた国の一つである。奇妙な成功」と述べました。

 オーストラリアのABC放送は「日本は満員電車、高い高齢化比率、罰則なしの緊急事態宣言、低い検査率など。イタリアやニューヨークの二の舞になる全てを揃えていた。封じ込め成功はミステリー」と述べました。

 英紙ガーディアンは「衛生観念の高さと、ウイルスに対する国民の静かな決意が賞賛される」と書きました。医療従事者の検診努力は勿論ですが、国民の高い公衆衛生意識、規律や秩序など高い公の精神、すなわち民度の高さの勝利なのです。

 数学者 藤原正彦 第二波に備えマスク・手洗い、思いやりと辛抱です。

本日のご来店心よりお待ち致しております。

合掌

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