令和8年3月21日

お客様、ありがとうございます。
「泥かぶら」という劇があります。真山美保さんの作ですが、泥んこの蕪のような醜い顔ゆえに、村の悪童達から〝泥かぶら〟とはやされ、いじめられていた一人の少女が、「仏のように美しい子」へと変わっていったというお話です。
何がこの女の子を美しくしたかと言えば、旅のおじいさんが教えた三つのことを、来る日も来る日も、自分と闘って実行したからでした。
その三つとは、
いつもにっこり笑うこと
人の身になって思うこと
自分の顔を恥じないこと
お化粧すると綺麗にはなれますが、それよりも大事なのが、美しい人になることです。
美しくなるとは、こころの美しさであり、相手への思いやりです。
開店以来四十三年。小さくて、古くなった恒富店ですが、お得意様に支えられながら、ここまで頑張って参りました。せめて、私達が少しでもお客様に愛される店員になれるよう、この三つのことを心して参ります。お店も夏頃までには少しですが広げて、お化粧する予定です。
本日のご来店、心よりお待ちいたしております。

合掌

令和八年三月二十一日

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