令和7年12月29日

お客様、ありがとうございます。

「命のもと」は家庭の台所から生まれる

◯お料理をつくる上で大切にされてきたことは。

鈴木 いつも相手を慮ること。例えば夫は喘息持ちでしたから、調子が悪そうな時になるべく本人が食べやすいものを心掛けました。それから若い時分はとても贅沢なんてできないから、できる範囲でいかに美味しく食べさせるかってことをいつも考えていました。子供たちには好き嫌いがあるから、もちろん工夫は必要よ。

◯そうやって家族のことを思いやってこられたんですね。

鈴木 だっていまみたいに何でも外で出来合いのものを買ってたべさせるだけじゃ寂しいでしょう。お料理はね、真心と慮りなの。

◯真心と慮り。

鈴木 そう。家庭においては、旦那さまや子供に美味しいご飯を食べさせてあげたいという、その心が何よりの御馳走なのですよ。

NHK『きょうの料理』日本料理研究家 鈴木登紀子

母親は、皆さんこのような思いで、毎日の食事を作ってくれているのです。今年も一年ありがとうございました。

おかげさまで心身ともに健康です。

本日のご来店心よりお待ちいたしております。

合掌

令和七年十二月二十九日

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