令和6年11月9日
黒澤丈夫が村長まだ一期目の時。村に宿泊施設を造るので、お金を貸して欲しいと群馬県に働きかけをした。県は「上野村みたいな交通不便なところは、観光業なんて成り立つわけが無い」とけんもほろろ対応。黒澤は、県の担当者にこう切り返した「あなたは家族が居るでしょう。あなたは結婚して子どもが出来たらその子達のために何かしようと思わないのか。私は村長だ。つまり私にとって、村民は私の子どもなんです。私が村民を助けてあげられなければ、私は村長なんかやってる意味がないんだ!」
就任僅か2年ほどの村長が、こんなに激しく直訴したのである。観光拠点を造り村を人口減少から救う。政策であり、信念でもあった。「道徳水準の高い村づくり」。それは彼の大目標である。「法律や規則など文書にしたもので規制する前に、まずお互いが助け合い、思いやるという道徳律が無ければならない」。その村長の思いが浸透してる村消防隊員は、御巣鷹山の日航機墜落現場に一番に乗り込み、村全体で救出活動に当たった。 瀧澤中著「人望力」
この黒澤村長のような高い志を持ち、村のため、村民のために尽くす政治家が増えて欲しい。
民主主義です。志の高い政治家を選ぶのは私達。
本日のご来店心よりお待ち致しております。
合掌
令和六年十一月九日