令和5年6月10日
お客様、ありがとうございます。
蛙 金子みすゞ
憎まれっ子、
憎まれっ子
いつでも、かつでも、誰からも。
雨がふらなきゃ、草たちが、
「なんだ蛙め、なまけて。」と、
それをおいらが知る事か。
雨が振り出しゃ子供らが、
「あいつ、鳴くから降るんだ。」と、
みんなで石をぶっつける。
それがかなしさ、口をしさ、
今度は降れ、降れ、となく。
なけばからりと晴れ上がり、
馬鹿にしたよな、虹が出る。
先週から、梅雨に入ったそうです。梅雨と言ったら、蛙の合唱。遠い昔になりました。
本日のご来店心よりお待ち致しております。