令和2年7月26日
お客様、ありがとうございます。
妻に対して心がけていることがひとつある。
晩飯を一口、口にしたところで「ああ、うまい!」と小声で叫ぶのだ。美味しかろうとまずかろうと、いつもそういう。これは半分は自己暗示の
ためである。「うまい」と叫ぶと本当に美味しく思えてくるものなのだ。
半分は妻への感謝である。妻は一日、夫の帰りを待って、あれこれ工夫して夫のための料理を作っている。その料理を「まずい」と言われたのでは、妻の一日は否定されてしまう。
「うまい」と言ったあとに「ちょっと塩味がほしいから醤油を取ってくれ」と言われれば妻はそう傷つくことはない。これが頭ごなしに「塩味が足りないじゃないか。醤油を取ってくれ」と言われたら、妻は不愉快な思いを抑えきれないだろう。妻が不快になれば、夫の自分も愉快ではない。
こうして考えると、料理を美味しくするもまずくするも、物事を面白くするもつまらなくするも、人生を成功させるも失敗させるも、所詮は自分次第だとわかってくる。陰と陽のいずれかを見るかの習慣にかかっているとわかる。
斎藤茂太(いい言葉はいい人生を作る)
ポジティブな言葉習慣こそ、幸多き人生への道。
本日のご来店心よりお待ち致しております。
合掌