令和2年3月8日
先生は、に編集者の方が来るたびに「この子は新しく入った子なんだよ。良い子でしょう」と私を紹介してくれました。でも「今日のいいね」「今日の可愛いね」となことも褒めてくれます。あるとき「まなほ、これやってごらんよ」と、言われたことがありました。ですが私は「いやいや、私なんかにそんな事はできないですよ」とてしまいました。やな気持ちではなく、自分に自信がなかったことで思わず出てしまった言葉です。
するとそれをいた先生の顔つきが急に変わりました。「『私』っていう存在はこの世に立った一人しかいないのに、その自分のことを『私なんか』ってに人間はにはいらないからやめて」とられました。いつも優しかった先生から初めてしいで怒られたので、ショックでした。でも、それと同時に『自分をに扱っていることを自分のために怒ってくれた』ということが私はとてもしかったです。それからは『私なんか』という言葉は禁句にしました。 寂聴秘書瀬尾まなほ談(日本講演新聞より)
にふとた言葉は、本心、本音が出るものです。言葉は人生を作ります。気をつけたいもの。
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