令和2年1月26日
世のため人のためにくそうなどという、にりかぶったようなことをいう人があると、インテリであればあるほどそれをせせら笑う人が多いようです。しかし、世のため人のために尽くそうということぐらいなことはありません。私たちそれぞれが生まれてきた人生の目的は、世のため人のために尽くすことです。「」(小さな光でも世の中のを照らす事はできる)といいますが、どんな人でも素晴らしい役割を持って生まれてきたわけです。世のため人のために尽くそうとすることによって、自分の運命を変えていくことができると思います。同時に自分だけよければいい、という「の心」を離れて、他人の幸せを願うという「の心」になる。そうすれば自分の人生が豊かになり、幸運に恵まれる、ということです。 ある時、天台宗の山田に「」(を忘れて他を利する)という言葉を教えていただいたことがあります。私はこれを「もうりた」と読むようにしています。そして自分だけよければいいという考えには、「もう懲りた」というように思ってきました。京セラ創業者 稲盛和夫(八八歳)
「利他の心」「敬天愛人」。今年もがんばります。
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